飲食店の換気設備に対する助成金(法案成立前)

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新型コロナウィルス感染症の影響により、不特定多数の方が集まるような飲食店では、業況が急激に悪化しています。

そこで、飲食店などの不特定多数の人が利用する施設等を対象に、密閉空間とならないよう、換気能力が高く、同時に建築物の省CO2化促進にも資する高機能換気設備などの高効率機器等の導入を支援するための助成金が創設される予定です。

今回はこの飲食店の換気設備に対する助成金についてご説明します。

(この記事は環境省ホームページ掲載の内容をまとめたものです。参照資料はこちらからご確認ください

助成金申請要件

この助成金は飲食店などの不特定多数の人が利用する施設等を対象としていることから、喫茶店・居酒屋などの飲食店であれば支給対象になる予定です。

風俗営業が対象となるのか?お店の広さは関係ないのか?などは、法案成立前なので分かりません。

また、補助対象施設として飲食店以外のその他業務も記載がありますので、飲食店以外のお店でも補助率は下記のとおり下がりますが、支給対象になります。しかし、不特定多数の人が利用する施設ではないオフィスは支給対象から外れる可能性が高いと思います。

補助率

中小企業が運営する不特定多数の人が利用する業務用施設(飲食店等)については、補助率は2/3となっています。

また、飲食店等以外のその他業務施設については、補助率が下がり1/2となっています。

本導入支援事業の予算の関係で、上限金額などが後から追加される可能性が高いと思います。

まとめ

現状、法案が成立する前なので情報量に乏しいですが、事前にこのような助成金があることを知っておくことが大事だと思います。

そして、法案成立した際にはいち早く行動に移すことができます。

また、飲食店の方はあわせて東京都感染防止協力金や、「テイクアウト」「宅配」「移動販売」に対する業務転換支援事業についてもご検討いただければと思います。