インターネットを閲覧していると「最短5日で風俗営業許可の申請」という言葉がありました。でも、5日で許可がおりることは絶対にありません。

 

 

明けましておめでとうございます。

江東区亀戸の税理士・行政書士の大島崇史です。

 

今年の目標は「1.事務所基盤の構築」、「2.お客様満足度の向上」、「3.新規のお客様の獲得ルートの獲得」

上記3点を基礎として事業を展開してまいります。

細かい話はまた今度・・・

 

今回は新年には似つかわしくないかもしれませんが、風俗営業についてお話ししたいと思います。

昨年は4件の風俗営業許可申請のお仕事を頂き、多くの経験をさせていただきました。

これは開業2年目の行政書士としては多い方だと自負しています。

そんなわけで風俗営業許可申請の注意点を経験をふまえてお話ししたいと思います。

 

通常、風俗営業の許可はお店の場所選びの段階から考慮する必要があります。

なぜなら、場所によっては風俗営業の許可がおりない場所があるからです。

例えば病院や学校の近くには開業できません。

皆様のお住まいの近隣を見回しても病院の目の前にスナックはないと思います。

もしあるとすれば①病院や学校が設立する前からスナックが開業していた②スナックといっても風俗営業の許可を必要としない場合です。

風俗営業の許可は早い者勝ちです。病院や学校が設立される前であれば許可が通ります。その後更新も可能です。

逆にスナックやパチンコ屋をその町内に開業させたくないがために病院が設置されることもまれにあるようです。

また、「スナック=風俗営業許可」ではないという点にも注意していただきたいです。

一般の方の認識からすれば、「居酒屋」は風俗営業許可は必要なく、「スナック」は風俗営業許可が必要という誤解をされることが多いのですが、

風俗営業の許可が必要かどうかは決して店名に「スナック」を入れるから必要というわけではないのです。

重要なのは「接待」「ダンス」があるかどうかなのです。ある場合には風俗営業許可が必要になります。

スナックでいえば通常ダンスをする場所ではないので「接待」があるかどうかが重要になってきます。

「接待」というと特定のお客さんとの談笑やデュエットなどが該当します。

そうするとすべてのスナックは「接待」しているのでは?ということになるのですが、

特定の客と長時間談笑せず、短時間であれば接待ではないのです。

そういった意味で風俗営業許可をとらないスナックも多く存在します。

 

実際には、お店の場所も決まり、自分で許可申請しようと警察署に行き、

警察署の方に「行政書士さんにお願いしなよ」と言われ、行政書士に連絡を頂くことが大半です。

連絡を頂いてまずやっていることは55日ルールの説明です。

風俗営業の許可申請は、申請書を提出してから55日以内に許可また不許可の通知をしなければならないというルールがあります。

だからといって、申請書を提出して翌日に許可がおりることはまずありません。

当事務所での経験から言うと約40~50日で許可がおりることが多いようです。

もちろん、許可がおりるまでは上記のような「接待」をともなう営業はできません。しかし、開業はできます。

飲食店の営業許可申請は申請書を提出して最短2日で許可がおりることもありますので、

通常の飲食店として開業し、風俗営業の許可がおりた時点で接待を始めればいいのです。

風俗営業の許可がおりるまでの約1か月半を開店せずにいても家賃などの出費はかかりますので、飲食店としてプレオープンをお勧めしています。

ただし、お店のビルのオーナーの都合上、風俗営業の許可がおりるまでは絶対に開業させてくれないこともあります。

許可前の営業で「接待」をしている事実が判明し、警察の監視が厳しくなることを警戒するためです。

 

こういった様々な点を加味してお店の開業までをサポートしていくのが行政書士のお仕事です。

とてもやりがいがある反面、一つのミスがお店の開業を遅らせてしまう原因にもなります。

(当事務所は税理士事務所併設ですので開業後の税務・経営のサポートも可能です。)

 

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