おはようございます。
江東区亀戸の税理士兼行政書士、大島崇史です。

いろいろなお役所の人とかかわる機会がありますが、

私の中での「親切なお役所ランキング」は

1位 区役所、市役所
2位 ハロ-ワ-ク
3位 保健所

4位 年金事務所
5位 警察署
6位 法務局
7位 労働基準監督署
8位 都税事務所
9位 税務署
10位 消防署

となっております。

私の勝手なイメ-ジですが、皆さまはどんなイメ-ジをお持ちでしょうか?

ところで、行政書士には簿記の知識も必要だと言われます。

その理由としては

・許認可の申請書類や届出書類の中に財務諸表が含まれることがあり
財務諸表がある程度読める必要があるから

・一事業者として事務所を経営していくのだから
簿記の知識は必要である

といわれています。

本当に必要なのでしょうか?

私としては必要だと思います。

ただし、最低限で構いません。

別に会計基準がどうだとかまでは必要ないのです。

借方と貸方があって、資産と負債と純資産があって

資産と負債は、流動(短期的)と固定(長期的)にわけられる。

仕訳をきるときは借方と貸方の合計額が一致するなど、

そのくらいの簿記の知識があると、財務諸表も読めるようになります。

もちろん、記帳代行を業とするのであれば、もう少し細かい簿記の知識が求められますが、

他の行政書士業務をやっていく上ではそこまで必要ありません。

あとはわからないことがあれば聞ける税理士と知り合いになれば良いのですから

さて、ではなぜ簿記の知識が少なからず必要かというと

やはり理由は上記の「事務所経営のため」というのが強いでしょう。

もちろん、「今月はこのくらいの売り上げがあって、経費はこのくらいかかっている」というのは、

感覚として理解していると思うのですが、

実際には売上の入金が遅れたり、回収を忘れたりで、思っていた通りには資金繰りがいかないと思います。

そのため、数値をしっかりと落とし込んだ財務諸表を作成した方が良いと思うのです。

さらに、自分の事務所の財務諸表が作れれば、他の会社の財務諸表も読めるようになる。

まさに一石二鳥

これは行政書士だけではなく、経営者の方すべてにいえます。

しかし、いきなり財務諸表を一から作れと言われても、それは無理な話

では、どうやって簿記の知識を勉強すべきかというと

やはり検定試験が一番良いのではないかと思う。

「もう試験は嫌だぁ!!」

とアレルギ-反応が出てしまうようであれば、テキストだけ読んでもらえればいい。

あくまで目標は簿記の最低限知識を得ることであって、検定試験をとることではないので・・・

基本的には、日商簿記3級、全商簿記2級のレベルまでわかれば十分です。

あとは日々、自分の事務所の経理をしていれば、自然と財務諸表の仕組みもわかるようになります。

とにかく、なるべく手間暇かけずにある程度の簿記の知識は知っていた方が良いと思う。

と、ここまでお話ししていて、自分も結構な「簿記推進派」であることに気づきました。

商業高校に通い、簿記の授業を受けていたころは

「こんなおこずかい帳の付け方みたいなのを、なぜ勉強しなきゃいけないんだ」

とすら思っていたのに、なぜか税理士になった私

今となっては中学生の授業科目に簿記を入れた方が良いとすら思っています。

数学で勉強する「サイン、コサイン、タンジェント」なんかより、

簿記で勉強する「資産、負債、純資産」の方が社会に出てから役にたつ気がする。