おはようございます。
江東区亀戸の税理士、大島崇史です。

昨日、訪問させていただいたお客様とこんなお話をしました。

「都内の商店街にある飲食店で、月商300万円を超えるお店は1割程度しかない」

確かに月商300万円というのは、飲食店にとって一つの目安になっています。

売上が300万円、食材などの原価が約30%だとして90万円

アルバイトを5人くらい雇って80万円

家賃が30万円くらいで、その他20万くらいかかったとすると

300万円-90万円-80万円-30万円-20万円=80万円

店長の手取りは約80万円で、そこから借入も返して、所得税・住民税も払っても

店長の懐に最低でも20万円は確保できます。

だいたい月300万円の売り上げがあれば、経営は安定してくるのではないでしょうか?

もちろん、立地が良ければ家賃も高くなり、その分売上を増やさなければなりませんが。

ただ、最近はこの月300万円というのが非常に厳しいと思います。

チェ-ン店が進出してきて、上手く差別化しなければ

お客様はチェ-ン店に流れてしまいます。

自分の周りの商店街を見ても、お店の半分はチェ-ン店のような気がします。

また、チェ-ン店が増えることにより「商店街」としての運営も難しくなってくるのではないでしょうか。

もちろん、「チェ-ン店を商店街から排除しろ」というわけではありません。

チェ-ン店があることによって商店街に足を運ぶお客様がいるでしょうし、

コンビニや軽食屋などがないと不便です。

ただ、商店街のお店のほとんどがチェ-ン店になった場合、

そこにもう「商店街」という組織体系は成り立たないのではないでしょうか?

たとえば、商店街のスタンプカ-ドや一斉大売り出しなど

商店街ならではの取り組みがありますが、

チェ-ン店はこういった催しにあまり参加しない傾向があります。

また、ア-ケ-ドや街灯の設置、助成金の申請など

商店街の総務をチェ-ン店の店長がやるとは考えられません。

結局、チェ-ン店が増えてしまうと

商店街という感じはなくなり、ただお店が連なっているだけという感じになってしまいます。

それはどことなく寂しい気がするのです。

皆さんはどう思うのでしょうか?