おはようございます。
江東区亀戸の税理士、大島崇史です。

昨日、とある社長から連絡をいただきました。

「また従業員さんがやめてしまったので、源泉徴収票の発行をお願いします・・・」

あらあら、また従業員さんが辞めてしまいましたか・・・

それというのも、昨年平成24年だけでも従業員の半分が入れ替わってしまっているのです。

さすがに何か原因があるはずと思い

「余計なお世話かもしれませんが、従業員さんが辞めた理由に心当たりはありませんか?」

と尋ねてみたところ、

「同じミスを何度もするので、そのたびに指導していたんだけど・・・」

「指導って具体的には?」

「・・・・」

どうやら社長は、そのミスについて何度も従業員を怒っていたようです。

よくある光景のように思えるかもしれませんが、

私としては「怒る」というのは、できない従業員にしてはいけない行為だと思っています。

ミスした従業員に怒っても、「ミスしたら怒られる」といって萎縮してしまうだけです。

「でも、怒られるのが嫌だからミスしなくなるのではないか?!」

というご意見もあるかもしれませんが、

従業員としては怒られるのに怯えながら仕事なんてしたくないでしょう。

ではどうするか?

それは、しっかりと相談してミスの原因を把握することです。

たとえば遅刻の多い従業員がいたとします。

「なんで遅刻するんだ!」

と社長が怒ってはいけません。

なぜ遅刻が多いのか親身になって相談に乗ってあげましょう。

もしかしたら親の介護で大変だとか、毎日夜遅くまでゲ-ムしているからだとか

そこを指摘してあげなければ改善しません。

もちろん怒るのではなく相談に乗るという形で指摘します。

従業員さん自身、ミスはしないように心がけていますし、ミスの原因も分かっている。

ただ何も知らない社長に「今度はミスするなよ!」と言われても

やる気を削ぐだけになってしまいます。

一方、どういったときならば怒っていいのか?

それはできる社員に鞭を打つ時です。

イメ-ジとしては上から叩くのではなく、下から叩き上げるイメ-ジで

できない社員は「自分はできない人間」と自分自身で思っているので、

「もっと頑張れよ!」と言われると「これでも頑張っているのに・・・」となってしまうのに対し、

できる社員は褒めても怒っても頑張ることができます。

ただし、褒めてばかりだと手を抜くことを覚えてしまうので

そこで「怒る」必要が出てくるのです。

一度試してみてはいかがでしょうか?